ボランティアとは?始める前に必ず知っておきたいポイント

ボランティアとはをわかりやすく解説ボランティア

ボランティアに興味がある人が増えていますが、その一方で「どうすればよいか分からない」という人も多いのではないでしょうか。当サイトの相談フォームからも「なんとなく興味はあるけどハードルが高い」といった声をよく聞きます。

この記事ではまずボランティアとは何か、意味や始め方を”わかりやすく”解説します。これから始める方はもちろん、経験者も改めて活動を振り返る機会にしてみてください。

ボランティアの意味

あるテキストによれば、ボランティアには4つの原則があると書かれています。ただ、この4つの言葉からして難しいと敬遠してしまう人がいそうなので、わかりやすく読み解いていきましょう。参加することで得られることも解説します。

 自主性・主体性
 社会性・連帯性
 無償性・無給性
 創造性・開拓性・先駆性

自主性・主体性

活動を始めるときには「自分がやりたい」という気持ちが一番大切です。誰かに命令されたり義務としてやるものではありません。主体的に参加することで得られることがあります。

経験者に参加した感想を聞くとほとんどの人が「人」について話してくれます。
「同じ関心をもつ人ばかりなのでふだんは話せないようなことを語り合えた」など、同じ関心をもつ人との出会いが良かったという感想が多いです。例えば環境問題に関心があるけれど、職場や学校でそんな話をしても「まじめだね」とあしらわれてしまう経験もよく聞く話です。

参加メンバーは高校生でも大学生でもどこかの会社の偉い人でも立場は対等です。ふだん出会えない世代や職種の人とつながりができるのも一つの醍醐味といえます。

一方でこんな経験談もありました。

 学校で全員参加のごみひろい活動を”やらされた”。
 会社の企画で数合わせのために動員されて参加した。
 大学の授業で必須だったのでなんでもいいから参加した。

こうしたスタイルが悪いというわけではないのですが、こうしたモチベーションだといい出会いは生まれづらいでしょう。せっかく参加するのであればよい経験ができたほうがいいので、自主性・主体性は大切です。

社会性・連帯性

最近社会課題という言葉を聞く機会が増えました。国内・海外たくさんの社会課題があります。

例えば

子どもの貧困
地球温暖化・気候変動
災害の増加
いじめや不登校
虐待
性暴力・性被害

など、あげればキリがないですね。

こうした社会課題を「他人事から自分事」にしていくことも参加する醍醐味の一つです。活動に参加して、社会と接することでいろいろな気づきがえられます。

私が学生の時に障害のある人たちとお出かけをする活動に参加していました。車いすを後ろから押していると、普段は気にしない段差や坂に気づいたり、電車の乗り換えがどれだけ大変かがわかったりしました。

こうした経験があることで、職場や学校に車いすの人がいたときに自然な配慮ができたり、多様な視点をもっていることが新たなアイデアを生むことがあるかもしれません。仕事でもプライベートでも「ダイバーシティな視点」が当たり前になっていく中、参加を通じて多様な世界にふれることは社会のためだけでなく自分のためにもなります。

無償性・無給性

簡単にいうと「オカネのためではないですよ」ということです。

活動ではオカネではないいろいろなものが得られます。ここまでにあげたように「人との出会い」や「社会との接点・多様な視点」などもあれば、社会のため、だれかのためになるという実感はモチベーションにつながります。

ただし交通費や食費など実費分は無償の範囲として受け入れ団体からもらうこともあります。すべての団体ではないのでご注意ください。

創造性・開拓性・先駆性

子どもたちの学習支援や、汚れた海岸、震災復興など、目の前の社会課題をどうすれば改善できるのか。団体のスタッフや参加メンバーと一緒に考えながら取り組んでいきます。
ボランティアは仕事ではありません。そして答えがある活動でもありません。だからこそ自由な発想で知恵を出し合いトライしていくことができます。

ボランティア活動参加者数

以下のグラフを見ていただくとわかるように参加者数は増加傾向にあります。

最近のピークはやはり東日本大震災の2011年です。1995年の阪神・淡路大震災の年を「ボランティア元年」と呼びます。

参考:地域福祉・ボランティア情報ネットワークの掲載データから作成

種類と探し方

参加できる活動を探すには3つの方法があります。

分野でしぼる
活動内容でしぼる
特徴でしぼる

当サイトでは活動分野で記事を分類しています。切り分け方は以下の通りです。

まちづくり
いじめ 暴力
不登校
ジェンダー
多文化共生
国際協力
子育て支援
医療・難病・疾病
災害
子ども
障害者
LGBTQ
マイノリティ
人権
環境問題
路上生活

環境問題に関心があるならば、その分野から団体を探します。例えば以下の記事にあるように里山の整備、花壇整備、ゴミ拾いなどが出てきます。外で身体を動かす系だけでなく、気候変動に取り組む環境NGOの事務作業もあります。
 環境ボランティア(植林・植樹など)

活動内容で絞る

上に書いたように、外で身体を動かすものや事務作業など一つの団体でもいくつかの内容があります。以下は活動内容の一例です。

オフィスワーク:書類の整理や入力作業、チラシの封入など
広報系:チラシの作成やSNSの運用、ウェブサイトなど
アクティブ系:農業や森林整備、車いすの介助、キャンプリーダーなど
専門スキル:経理やIT、ライティングなど
イベント系:イベント企画やブース出展、オンラインセミナーなど

特徴でしぼる

特定の分野や内容にこだわりがない場合におススメが活動の特徴でしぼる方法です。活動場所と活動日を決めるだけでもかなりしぼれるのでその中で参加できるものを選ぶのもいいですね。

日時・場所以外にも、以下のような特徴から探すこともできます。

1日だけ参加
土日参加
長期での活動
初心者でもできる
リモートOK
中高生OK
など

ボランティアコーディネーターへの相談

活動を始めたいと情報収集をしても最後の一歩を踏み出すのには勇気がいります。そのためにコーディネーターに相談するのもおススメです。この記事もコーディネーターが執筆していますが専門知識をもっているので様々な疑問に答えてくれるでしょう。

住んでいる地域にも市区町村単位や、都道府県単位でボランティアセンター(ボラセン)が設置されています。全国のボラセン一覧
東京であればボラ市民ウェブというサイトは情報量も多いので参考になります。
大学生であれば独自にボラセンを設置している大学もあります。
大学ボラセンリスト – 大学ボランティアセンター情報ウェブ

センターに行く時間がないという人も多いと思います。そこで、当サイトにも相談フォームを設けているのでお気軽にご相談ください。メールでの相談なので24時間365日ご連絡ください。

まとめ

いかがでしょうか。
この記事を見た人はまずは情報収集というフェーズの人が多いでしょう。参加することで「出会いや新たな体験」たくさんのことが得られます。活動範囲も気候変動、子ども、障害など幅広いです。スキルを持っている人もいない人も自分にできることから始められます。そして長期でやること単発でやること、対面、オンラインなど関わり方もさまざまです。自分にあったボランティアがきっとあります。関心ある人はご相談ください。