難民への学習支援ボランティアとは・活動内容・参加方法を解説

難民への学習支援ボランティア ボランティア

シリアやスーダンなどの内戦によって難民は世界中で増え続けています。ただ、現地へ行ってボランティアとして関わることは難しいです。しかし日本国内でも難民の人たちのためにできるボランティアがあります。東京都内では日本在住の難民に勉強を教えるボランティア募集をしている団体があります。

関連記事:学習支援ボランティア以外のボランティア種類・内容はこちら

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目黒で難民の子どもたちなどへ勉強を教えるボランティア

日本は難民受け入れに消極的と言われますが、日本にも多くの難民がいます。難民支援を行う非営利団体の「さぽうと21」は、毎週土曜日目黒駅にあるオフィスで学習支援室を開いています。

そこにはアジアやアフリカなどさまざまな国の人たちが約50人、小中高生や大人も集まります。日本に住む難民やその家族は、言葉や習慣の課題があり、日本での生活を困難に感じている人も多いです。

勉強をすることや、難民コミュニティでは出会えない多様な人たちと出会うことで、難民の子どもたちの将来の可能性も広がるでしょう。

自分の特技を活かして学習支援ボランティア

ボランティアは勉強を教える経験がなくても問題ありません。小学校や中学校の勉強や、日本語の勉強、パソコン、ピアノなど自分の特技を活かしてボランティアができます。ボランティアが始めてでも、学習支援コーディネーターと話してなにができるかを一緒に考え、マッチングしてくれるので安心です。

ボランティアをする人たちは社会人や学生など年代もさまざま。「なにか役に立ちたい」「子どもの成長を見られるのが楽しみ」「平日とは違った雰囲気」など、ボランティアのやりがいも一人ひとり違います。

難民への学習支援

難民の人たちと交流もできる

現在の登録者は約80人ほど。年に1、2回交流会があり、ボランティア同士や、難民の学習者と交流することもできます。普段出会えない人と交流できる機会にもなります。

外国人と関わるボランティアがしてみたい人、困っている人に勉強を教えるボランティアに興味がある人、将来NGOや国際機関で働きたい人、日本語教師を目指す人など、まずは一度問い合わせてみてください。

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