ボランティアセンターとは?大学・社会福祉協議会・NPOが運営「役割は情報発信・相談対応など」

ボランティアセンターとはボランティア

ボランティアセンターとは、「ボランティアをしたい人」と「ボランティアをしてほしい団体」をつなげる場所のことです。全国に施設があり、大学や社会福祉協議会、NPO、NGOなどが運営しています。ボランティア情報を提供していたり、ボランティアコーディネーターがボランティア活動の相談に乗ってくれたりします。

「ボランティアをしたい!」と思ったら、近隣のボランティアセンターを訪れたり、大学生であれば大学ボランティアセンターでボランティアコーディネーターに相談したりすることがで、有益な情報が得られるでしょう。この記事では、ボランティアセンターが何をしてくれるとことなのか具体的に活動内容を説明します。

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ボランティアセンターの役割

ボランティアセンターの役割は「ボランティア参加の促進」です。そのために、ボランティア情報を集めて発信したり、相談に乗ったり、講座を開いたりしています。

対象は、各地域にあるボランティアセンターであれば、その地域の在住・在勤の人たちです。大学ボランティアセンターであれば、在学中の学生に対してサービスを提供しています。

以下、多くのボランティアセンターが行っている主な活動内容です。

情報収集と提供
相談対応
講座の開催
ボランティア団体・NPO支援
(「ボランティア保険」の受付)

情報収集と提供

ボランティア掲示板

ボランティアセンターで最も重要なのがたくさんのボランティア情報を集めて、「参加したい!」という人に役立つ情報を提供することです。そのために、NPOや地域のボランティアグループ、学生団体などから募集情報を日々募っています。

ボランティアセンターの施設を訪れると必ず掲示板やラックがあり、そこに最新のボランティアやイベント・セミナー情報のチラシが置かれています。ウェブサイトで情報発信しているところもありますが、案外紙ベースでしかない貴重な情報もあるので、可能なら近隣の施設に足を運んでみるのがオススメです。

相談対応

たくさんある情報から自分に合った活動を見つけるのは案外難しいかもしれません。そこで、ボランティアセンターには「ボランティアコーディネーター」という人がいます。

ボランティアしてみたいけど、特にこれってものがない人もいます。そういった時でもコーディネーターに相談すればオススメの活動を紹介してくれるでしょう。相談するときには「関心ある分野、活動時期、曜日・時間、頻度、場所」の全部ではなく、どれか一つでもイメージしておくと相談するときにスムーズです。

講座の開催

ボランティアセンターは活動の情報だけでなく、ボランティアや社会課題に対する知識の提供も行なっています。よくあるのは「ボランティア入門講座」。ボランティア参加するときに知っておきたい基本を伝える講座です。
こちらの「ボランティア活動とは?」の記事も合わせて読んでみてください。

他には、地域の中高生・大学生向けに、夏休みにできる「夏ボラ」を企画しているボランティアセンターも多いです。中学生や高校生、夏休み中に活動を始めてみたい人、誰かと一緒に参加したい人など最初の活動としては参加しやすいのでオススメです。

ボランティア団体・NPO支援

ボランティアしたい人に対してのサービスだけでなく、ボランティア団体・NPOへの支援も行なっています。団体むけの講座を開いたり、会議室や印刷機を貸し出したり、団体間の交流イベントを企画したりなどの取り組みがあります。大学ボランティアセンターでは、学生団体に対して、活動のサポートを行なっています。

ボランティア保険の受付

社会福祉協議会のボランティアセンターでは「ボランティア保険」に入ることができます。活動中に思わぬ怪我をしてしまうこともあります。ボランティア保険に入っておけば安心ですね。大学のボランティアセンターでは入れないのでご注意ください。

ボランティアセンターが何をしてくれるところなのかを説明しました。うまく活用することで、ボランティア参加に役立つのでぜひご参考ください。

大学ボランティアセンターとは

まずは大学ボランティアセンターについて解説します。
学生とNPOをつなぐためのボランティアセンターを設立する大学が増加しています。大学生になったからボランティアをしたいけど、どこで、誰に聞けばいいのか分からない。就職で悩んだらキャリアセンター、留学に行きたかったら留学センターに行くと様々なアドバイスをもらえますが、ボランティアを相談できる専門のセンターを置く大学は多くありません。

しかし、気候変動の影響などにより災害が頻発し、ボランティアニーズが高まり、大学ボランティアセンターを立ち上げる大学が増えてきているのです。特に東日本大震災以降に設立した大学は多いです。
関連記事:ボランティア活動とは?

全国に160以上の大学ボランティアセンター

各大学で名称は異なりますが、全国で161の大学ボランティアセンターがあります。ボランティアの専門家(ボランティアコーディネーター)を常駐させているところもあれば、学生が運営している大学もあり、形は様々です。実際に大学ボランティアセンターで働くボランティアコーディネーターのインタビュー記事も合わせてご覧ください。

聖学院大学ボランティアコーディネーター
明治大学ボランティアコーディネーター

大学ボランティアセンターの役割は、主には、ボランティアに行きたいという学生の相談にのり、地域やNPOなどのボランティア活動を紹介することです。また、大学内で、ボランティア説明会や活動報告会、NPOスタッフの講座などを開き、学生へボランティアやNPOについて知ってもらう機会を提供しています。東日本大震災の被災地でのボランティアツアーを企画したり、サークル活動をサポートしたり、大学ごとに色合いは違い様々な取り組みが行われています。

大学でボランティアに参加して経験できること

ボランティアを経験した後の感想では「普段知り合えないような人と出会えることが楽しかった」と言う人が多くいます。他大学の学生、ボランティアにはまる高校生、仕事の合間にリフレッシュで来る社会人、海外を行き来するNGOスタッフなど、多様で面白い人と出会えるチャンスがあるのです。時間を有効に使える学生時代だからこそ、ボランティアに参加し、広い世界を経験すると面白い学生生活を送れるでしょう。

そのためにも、大学ボランティアセンターでボランティアコーディネーターにどんなボランティアがあるか相談してみてください。もし、自分の大学にボランティアセンターがないのであれば、設立を希望してみてもいいかもしれないです。

また、高校生やご両親も大学選びに、ボランティアセンターがあるかどうかを選択肢に加えてみるのはいかがでしょうか。NPO法人ユースビジョンが運営している大学ボランティアセンター情報ウェブというサイトで、大学ボランティアセンター一覧を掲載しています。

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