英語が苦手な人でも、海外ボランティアに参加して大丈夫な理由

ボランティア

英語が苦手だから一人で海外にいくのは不安、英語を話せないから海外ボランティアに参加するなんてとんでもない、と思う人もいるでしょう。けれども、海外ボランティアに限っては英語力がそこまで重要な要素ではありません。英語が全然ダメな若者でもしっかりと活動して現地人と仲良くなり、また行きたいといって帰国する、こんな例はよく耳にします。では彼らの英語力が向上したかというと1,2週間でそんな簡単にあがることはないです。なぜ彼らが充実した日々を送れるのか、理由をいくつか紹介します。

言葉をこえて通じ合える、英語力よりも必要な力とは

まず、海外ボランティアが実施される国は、主にアジアやアフリカというGDP[国内総生産]でいうところの貧しい国。そして別の記事でも書いたようにヨーロッパも多いです。

つまり、英語ネイティブではない国々がほとんど。英語能力指数などの指標では日本人より英語のレベルは高いところばかりですが、ボランティアの行われるようなローカルエリアへ行くと、国単位での指標は当てはまりません。英語能力は都市部と農村部、若年層と高年齢層で差があるため、「農村部で平均年齢も高い」ボランティア先でまったく英語が通じないなんてことはよくあります。

余談ですが日本の特殊なところは、都市部だろうと若年層だろうと英語が苦手なことですね。

海外ボランティアで現地の役に立つためや、現地の人とのコミュニケーションをとる上で必要なことは、言葉よりも、積極的に働きかける「コミュニケーション力」。そして電気がないとか、道具がそろっていないとか、なんでもある日本とは異なる環境で活動するために、「適応力」や「状況対応力」なども必須です。

現地語を学ぶ

数ヶ月で英語力を格段に向上させることは難しいでしょう。それならば現地語を覚えていったほうがいい。上述した通り、現地の人は英語を話せない人もいます。現地の人との関係を深めるための近道は彼らの言葉を話すことです。挨拶や自己紹介、数字などは覚えてみましょう。旅行会社が発行している人気の会話帳はイラスト付きで、モンゴル語やスワヒリ語などマニアックな言語も対応しているので利便性が高いです。

日本人のみでいくプログラムへ参加する

海外ボランティアを2つに分類すると、参加者構成が「日本人のみ」か「日本人と外国人」になります。後者の「外国人」とは、現地人だけでなく世界中から「多様な国の人」が参加するプログラムもあります。

この場合ある程度の英語力があったほうがよいです。日本人が1、2人のこともあり、大事なことも英語で説明され、毎日が英語漬けになりますので英語がわからないと何もできなくなってしまいます。

初の一人海外かつ英語が苦手のような人には、後者のようなプログラムはハードルが高く、不安に感じることもあると思います。それならば大体が一人での参加の日本人のみで構成されるプログラムなら同じ境遇で英語の不安も共有でき安心ですね。

英語力はどれくらい必要?

では、実際に英語がまったくできなくても困らないかといえばそんなこともありません。プログラムにもよりますが、通訳がいる場合などをのぞき、現地人のプログラムコーディネターがいて、彼らとは英語で会話します(日本語を話せる現地人がいる場合もある)。

たとえば、施設の利用方法やその地域の説明などは英語で行われます。こういったことを聞き取ったり、分からないことは質問できたりする程度の英語力は必要です。

よく言われるのは「中学レベルの英語力」です。日常会話に必要な単語は、どんな言語でも2,000語程度と言われています。日本の中学校卒業時における英単語の到達目標数は、1,500語程度なので日常会話は中学で学ぶ英語でかなり補えます。

ここまで書いたように、英語が苦手だけど、海外ボランティアに行きたいという人はもちろん、友人と旅行ではなく一人での海外経験をしたい人も、まずは海外ボランティアで自分の力をためしてみるのはいかがでしょう。

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