タカネコーン収穫祭ボランティア・活動内容・参加方法・特徴は「メロンより甘い!」

ボランティア

岐阜県、高山駅から乗り合いバスで1時間ほど、北に乗鞍岳、南に御岳を望む標高1400mほどの高地にある高根町。8月の最後の週末、「タカネコーン」の収穫祭ボランティアに日本各地から参加者が集いました。

8月でも過ごしやすい避暑地のようなこの地で穫れるトウモロコシは、とにかく甘い。「メロンより糖度が高い」という売り文句があるように畑からぽきっと、もぎたてを生で食べるとフルーツのような甘い汁が口の中に飛び出します。

※ボランティアの基本をくわしく知りたい人はこちらの記事 ボランティア活動とは?歴史・種類・意味・定義 も読んでみてください。

高根の課題とボランティアが期待されていること

高根の空気を吸った人はもう一度きたくなる。

そんなことが言えてしまうくらいボランティア経験者には繰り返し来る人が多く、収穫祭ボランティアに10年以上参加し続けている人が何人もいるほどです。そして今年も初めてボランティアに参加した人たちは高根に魅了され、「高根が好きになったからまた来ます!」と、地元の方々を喜ばせていました。

高根には学校もなく、人口も年々減っていて、2014年のいま、500人を下回っています。2005年の高山市との合併後、小学校も中学校も他の地域に統合され子供の数も徐々に減っていきました。そして若い人も学校がないことや高山市中心部に働きに出るためと離れていく数も少なくありません。

しかし、離れていく人がいる一方で、「高根が好き」というボランティア参加者は毎年増えていきます。このことが地元の方に喜んでもらえる理由となっていて、だからボランティアに来てほしいと思ってくれているようです。

「来てくれてありがとな〜」と飛騨なまりのしみじみとした口調で地元に人たちはみんな言ってくれました。

そして、ボランティアのもう一つの役割は、もちろん収穫祭の手伝いをすること。収穫祭はタカネコーン組合長の下田初秋さんが中心となって運営していて、地元の方々もサポートしています。それでもオーナー畑に来る人たちの対応、受付、会計、そして数百本のタカネコーンの収穫、箱詰めなど、人手が足りないためボランティアの力を必要としています。

今年は20、30代の人たちが関東、関西、北陸、東海などから15人ほど集まり、土曜、日曜と早起きしてお手伝い。朝露の輝くとうもろこし畑と山々に囲まれた景色は、とってもきれいで、マイナスイオンたっぷりの空気のなか心地よい汗をかき、都会からの参加者は「デトックス〜」と、みな思いっきり深呼吸して癒されていました。

高根の魅力とボランティアが期待できること

高根の魅力は「大自然」、「人との出会い」。
そしてなんといってもタカネコーンのおいしさです。もぎたてでしか味わえないあの甘さだけでも一度来る価値はあります。しかもそれを食べ放題!(形が悪く売り物にならないものに限る)

そして8月でも涼しくて、夜は少し肌寒いくらいの快適な気候、山々の絶景。さらに高地トレーニングでも有名な場所なので、空気が澄んでいて、空気をおいしいと思う経験は都会ではあまりないことなので最高に幸せな時間でした。

収穫祭を早朝から手伝ったあとには、毎年恒例というBBQが待っていました。もぎたてのとうもろこしと飛騨牛、イワナ、そしてビールに日本酒で大盛り上がり。高根コーンの畑の方々や高根に住むみなさんと一緒に楽しみました。

高根の人には田舎特有の警戒心もなく初めての人にも親しみやすく話しかけてくれて、でもどこか遠慮深いゆるやかな優しさが実家に帰ったようなホッとした気持ちにさせてくれます。

この人柄がまた、ボランティアのみんなを惹き付け、今回の参加者には「高根が第二の故郷という人」や「10代で初めてきて今回は子供連れで里帰りに来たという人」もいるくらいです。

都会にはない人の温かさを感じられ、田舎っていいなとしみじみ思える日本の原風景のような高根は、また来たくなる場所でした。

※毎年収穫祭ボランティアは8月最終土日に開催

タカネコーン収穫祭ボランティア詳細の内容・スケジュール

[場所] 岐阜県高山市高根町
[内容] ボランティアワークは朝露の中タカネコーンをぽきぽき収穫し、出荷準備。オーナーさん達が到着したら収穫祭のお手伝い・ご案内。日曜の朝も収穫のお手伝いあり(日曜は自由参加)

タカネコーン収穫祭でボランティア