アース・オーバーシュート・デーとは?地球一個では足りない私たちの暮らし

社会課題

地球の資源には限りがあります。「アース・オーバーシュート・デー」とは、地球全体で人類が使う自然資源の消費量が、地球の一年分の資源量(再生産量)を越えた日のこと。

国際NGOのグローバル・フットプリント・ネットワーク(本部:米カルフォルニア)は、2017年の「アース・オーバーシュート・デー」が、8月2日となったと発表しました。2016年は8月8日、2015年は8月13日だったので、年々早まっています。

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年々早まるアース・オーバーシュート・デー

このまま資源の使用量が増え続けると、2030年には6月が「アース・オーバーシュート・デー」となることが懸念されています。人類が生活するためには地球二個分が必要となるということです。

人類は日々野菜や肉、魚、木材など、さまざまな資源を消費しています。しかし、木材や生き物、二酸化炭素を取り込む力など、地球が生み出す恵みは無限ではありません。

地球が再生産できる量を超えて使用することで、地球の自然資源はどんどんマイナスになっていきます。

「アース・オーバーシュート・デー」以降、日々、人類は地球の生態系サービスの「原資」を食いつぶしていくことになるのです。徐々に、地球の恵みの根源が失われていき、そこから得られる恵みも減少すという悪循環に陥っていきます。

この悪循環をストップし、持続可能な生活のためには、少しずつアクションすることが重要です。