アジアだけではなく、国際ボランティアはヨーロッパでもできる

2017/02/01 NPO・CSR ライター 辻陽一郎

ヨーロッパで国際ボランティア

ヨーロッパで国際ボランティア


国際ボランティアとは、アジアやアフリカなど経済的に豊かでない国を思い浮かべる人が多いのではないだろうか。日本で募集されているプログラムでは、「カンボジアで家を建てよう」や「インドの施設でボランティア」などアジアのプログラムをよくみかける。しかし、実はヨーロッパでは、20世紀頃から国際ボランティア活動が行われているのだ。

■国際ボランティアのはじまりはヨーロッパ?

ヨーロッパで国際ボランティアが盛んになりはじめたのは、1918年ごろ。第一次世界大戦の終戦後だ。目的は2つ。戦争で荒れてしまった土地を復興させるということ。二度と同じような悲惨な戦争を起こさないようにという平和運動としての意味合いがあった。

1920年、戦争で戦ったフランスやドイツ、スイスなどの若者たちが集まり、一緒に寝泊まりしながら、復興に尽力するプログラムを実施した。

このプログラムを機に、国境を越えてボランティア活動を行う「国際ボランティア」ムーブメントが世界中に広がり始めた。UNESCO(国際連合教育科学文化機関)は、CCIVS(国際ボランティア調整委員会)という組織をフランス・パリの国連本部内も設立した。

世界各国のNGO団体がCCIVSに加盟し、国際ボランティアプログラムを実施している。日本では、国際文化青年交換連盟日本委員会(ICYE)と日本国際ワークキャンプセンター(NICE)という2つの団体が加盟している。

■教育ボランティアならアジア、環境ボランティアならヨーロッパ

それでは、現在ヨーロッパではどういった国際ボランティアが行われているのか。特に多いジャンルは環境系ボランティア。環境先進国と言われるドイツなどで、エネルギーに関する施設の整備や森・川の環境改善プログラムなどがある。

一方アジアでは、孤児院の子どもたちに勉強を教えたり、学校を建てたり、貧困地域の修復をしたりと、子どもや衛生、建築などに関わるプログラムが多い。ヨーロッパにも子ども・教育ボランティアのプログラムはあるが、子どもキャンプ運営サポートのようなものがよく見られる。

■ヨーロッパの国際ボランティアに参加するには?

それでは、実際に参加するためにはどうすればいいのか。ヨーロッパでのボランティアプログラムを紹介している組織は少ないが、ICYEやNICE、国際教育交換協議会(CIEE)という団体からもヨーロッパのボランティアプログラムを探すことができる。

国際ボランティアに興味があり、ヨーロッパにも行きたいという人には、ヨーロッパで国際ボランティアはオススメだ。


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2017/02/01