新宿で「ホームレス」の人と出会う、「路上訪問ボランティア」——スープの会

2015/08/31 NPO・CSR ライター 辻陽一郎

スープの会とはどういう団体?どんな課題に取り組んでいる?

毎日、何万人という人が行き交う新宿駅の周辺に、ホームレスと呼ばれる路上生活をしている人たちがいます。路上生活にいたる経緯は個人によって異なります。しかし、多くの人が社会との関係を失ってしまっているため、路上生活から抜け出すことが難しい状態にあります。

NPO法人スープの会は、1994年から路上生活者の人たちへの訪問活動を行っています。毎週土曜日夜7時から新宿駅周辺を歩き、みそ汁やカンパの品をもって、一人ひとり訪問していく活動です。

訪問することで、彼らとの出会いを作り、社会とのつながりを作ることが目的にあります。

家族や友人とのつながりがなくなり、仕事もうまくいかず、アルコールやギャンブルに依存してしまったまま抜け出せなくなり、社会保障も受けられなくなるといった連鎖が実際に日本の社会では起こっています。

厚生労働省の「ホームレスの実態に関する全国調査」によれば、2014年にホームレス状態にある人の数は全国で7508人と発表されています。東京23区で1581人(21.1%)、政令指定都市で4043人(53.8%)という数字から、特に大都市ほどホームレスが多いということが分かります。

スープの会のボランティア内容は?

スープの会の路上訪問には、自由に参加ができ、飛び入りも歓迎してくれます。毎週行っている活動なので、「単発」でも参加可能です。

訪問活動は、単純に食べ物を配ることが目的というわけではなく、ホームレス状態にある人と人との出会いを作ることを大切にしています。

・活動頻度:「単発」でも可
・活動場所:新宿駅西口付近
・活動時間:毎週土曜日19:00~

ボランティアを通じて得られること・魅力

路上生活をしている人たちは身近にいるにも関わらず、普段関わることはほとんどないでしょう。同じ町に生きる路上生活者と出会い、つながりができることで、新たな世界が見えてくるかもしれません。

スープの会基本情報

■団体名:特定非営利活動法人スープの会
●団体ボランティア募集ページ:http://www1.odn.ne.jp/soup1994/soup/ji_he_chang_suo.html

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2015/08/31