7種類ある障がい者サッカーとは?ボランティア参加が面白い

2017/02/22 NPO・CSR ライター 辻陽一郎

サッカーボール


いま、障がい者サッカーが熱い。一口に障がい者サッカーと言っても、障がいによって競技内容はまったく違う。どの競技を観戦するのも面白いが、ボランティアで参加するとさらに深い楽しみができる。

■7つの障がい者サッカーとは

足や腕に切断障がいのある人たちが行う「アンプティサッカー」は7人制。義手・義足は外して、ロフトストランドクラッチという松葉杖で身体を支えながらプレイする。杖で支えながらボレーをするアクロバティックな瞬間もあれば、選手同士の激しい当たりもある。

視覚障がいの人の「ブラインドサッカー」は5人制。ボールは転がると音が出て、位置が分かるようになっている。この競技も激しい。衝突を避けるため、お互いに「ポイ」と声を出しながらプレイするが、どうしても接触は起こる。ゴールの位置は、「コーラー」の役割をもつ人が声で指示を出し、その声を頼りにシュートを放つ。強烈なシュートが決まれば大歓声だ。

他にも、自立した歩行ができない重度な障がいがある人の「電動車椅子サッカー(パワーチェアーフットボール)」。脳性麻痺の人の「CPサッカー」。聴覚障がい者の「デフサッカー」。精神障がい者の「ソーシャルフットボール」。指摘障がい者の「知的障がい者サッカー」。

障がい者サッカーは元々リハビリのために始まったものもあるが、徐々に競技性が増していき、どの競技にもスポーツとして観る人を興奮させる要素がある。

■ボランティア参加でチームの一員に

障がい者サッカーの魅力はもう一つある。チームの一員のような気持ちで身近に関わることができることだ。障がいがある人は、移動や器具の準備など誰かのサポートを必要だ。チームスタッフやボランティアとして関わる人たちが、それを支える。いつしか自分も選手の一員のような気持ちになって関わることができる。

しかし、ボランティアとして参加するときに「障がいのある人になにかしてあげたい」のような気持ちは持たない方がいい。上から目線のボランティアになってしまうからだ。

選手もボランティアも一緒になって作り上げていけるのが障がい者サッカーに関わる醍醐味。障がい者サッカーという知らない世界を知ってみたいとか、観客ではなく身近な立場で関わってみたいとか、単純に楽しそうとか、そういった人はボランティアに参加してみると良い経験ができるはずだ。

■障がい者も健常者も当たり前のように混ざり合う共生社会の実現

昨年4月には7つの障がい者サッカーを統括する、一般社団法人日本障がい者サッカー連盟も設立された。会長は北澤豪。障がい者も健常者も当たり前のように混ざり合う共生社会の実現を目指す。


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2017/02/22