NPO・NGOに就職するには・募集の探し方・仕事内容・求められている人材は

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NPO/NGO就職情報

NPO・NGOへ就職する人が増えてきています。

NPO・NGOが政府や企業にはできない、社会になくてはならない役割を担うようになり、NPO法人数も5万を超えまし。NPO・NGO興味をもつ学生が増えるとともに、給料はもらえるのか、生活できるのかといった疑問を抱く人もいるでしょう。

実際に、東京都内にあるNPOで働きながら、一人暮らしをして生活している人はたくさんいます。NPO法ができた90年代と比較すれば大きな変化です。NPOの経営側としても長く働いてもらうために、残業を減らしたり、女性に対する制度を設けたり、働きやすい環境を作る努力をしています。ただ、一般企業と比較をすれば、裕福とは言えない生活レベル。NPO・NGOスタッフは、それでもやりたいことをしたいから、と生き生きと働いています。

就職サイトのデータベースには載っていません

ディスコが運営、日本経済新聞が協力するキャリタス就活2018の「就職希望企業ランキング」では、上位5社が金融大手企業。次いでANA、JAL、200社まで見ても知名度の高い企業が並びます。もちろんNPO/NGOの名前はありませんでした。

けれども企業検索でNPO法人を調べると、しっかりと情報が書かれているのは福祉系の1団体のみ。ランキングの調査方法は、「就職希望企業をデータベースから志望度順に最大10社まで選択」のため、データベースにないNPO/NGOがランキングに入ってくることは当然ないです。つまり、NPO/NGOの就職情報は一般的な就職サイトでは見つけられません。

NPO/NGOの就職情報はどこにある?

NPO/NGOの就職情報を探すには、まず5つのウェブサイトを確認してみてください。

国際協力キャリア総合情報サイトPARTNER

国際協力・交流のNGOを探すのに最適です。日々募集情報が更新されています。検索機能の団体種別で「NPO/NGO」をチェックして探してみてください。雇用形態では、最初は契約で正職員雇用になるというケースもあるので、「正職員・嘱託・契約」すべてにチェックをすることがオススメです。

DRIVEキャリア

NPO法人のETICが運営するNPOなどの求人情報を掲載しています。NPOだけではなく社会的企業なども掲載されている点が特徴的です。検索機能でNPOや企業などに絞ってチェックできます。サイトも見やすく団体の情報量も多いので、地域やテーマに合わせて探してみてください。

環境らしんばん

地球環境パートナーシッププラザが運営するサイトです。
環境に特化したNPOの就職情報を掲載しています。

ボランティアセンター

各地域でボランティアセンターのウェブサイトがあり、地域のNPO就職情報を掲載していることがあります。東京では、東京ボランティア・市民活動センターの「ボラ市民ウェブ」が参考になります。

NPO・NGO就職に必要な条件は?

NPOやNGOへ応募する際に大事なことは、活動への理解や共感性を求められること。企業を受けるときにも聞かれる定番の質問ですが、NPOの場合は質問への重要度が違います。団体の活動に共感し、同じ問題意識を持っていないと、楽ではないNPOの仕事は続かないからです。

そのため、実際のところ一般募集を行っていても団体でボランティアやインターンをしていた経験のある人を採用するケースが多い。新卒採用をする学生というのも、学生時代にボランティアやインターンをしていた経験があるから、実務経験を問わなくても、人となりを判断できるのだ。なによりもそういった人は確実に団体に共感してくれているからです。

具体的な募集条件は各段によって異なるが、活動理念への共感・理解は必須といえるでしょう。団体のウェブサイトや代表者のブログ・インタビュー記事など事前にチェックしておくことがおすすめです。

NPO・NGO就職までの注意点

企業の就活では、就活期間が決まっていて、内定をとると4月に入社という流れがあります。しかし、NPOが人材を必要とする場合の多くは「欠員が出たとき」か「事業を拡大するとき」です。すぐにでも働いてほしいため、募集開始をして採用は決まり次第終了となります。内定をとって半年後から働き始めるようなパターンは多くありません。大学生にとっては悩みどころですが、団体によっては交渉の余地もあるので、事前に勤務開始日は相談しておくことが大切です。

次に、NPOは企業のように人材に余裕をもたせることは難しいので、即戦力が基本です。そのため、企業での経験やそれに順ずる経験が求められます。ただし、新卒でNPOを希望する場合には、そのNPOでボランティア・インターンを長く経験していると企業経験がなくても採用してくれる可能性があります。

実際にさまざまな団体のNPOスタッフが、学生の頃からその団体でボランティア・インターンをしていた経験をもっています。

知る人ぞ知るNPO・NGO求人情報も多い

NPO/NGO就職情報の探し方を紹介していきましたが、募集サイトを利用しない団体もたくさんあります。NPOがスタッフに求めることとして、即戦力の能力以上に、団体への理解や共感が重要です。

企業のように数割がやめることを見込んで余分に雇うことができないので、ボランティア・インターンで団体のことを良く知っている人の方が安心できます。一本釣りの募集や会員限定のメルマガ・会報のみで行なう募集もあります。ここで働きたいという団体を学生のうちに見つけたら、ボランティアを経験しておくことが一番の近道となります。

筆者は以前、NPO法人NICEで広報の仕事をしていました。学生の頃にNICEという団体でボランティアをしていた経験があったので、一度企業経験をはさみ、NICEに転職することができました。