子どもや若者が安心して過ごせる「居場所」が、地域の重要な「サードプレイス」として関心を集めています。2023年12月には政府が「こどもの居場所づくりに関する指針」を閣議決定し、全国各地で取り組みが広がっています。一方で、多くのNPOは資金や組織運営に課題を抱え、持続可能な活動に悩んでいます。
こうした背景のもと、日本NPOセンターは2025年10月3日(金)、東京・霞が関の全社協・灘尾ホールにて「次世代育成フォーラム〜子ども・若者の居場所を支える〜」を開催します。本フォーラムでは、現場で居場所を運営するNPOの実践報告に加え、企業や行政の支援事例が紹介され、三者の連携強化を目指します。
開催概要
- 名称:次世代育成フォーラム〜子ども・若者の居場所を支える〜
- 日時:10月3日(金)13:30〜17:00
- 会場:全社協・灘尾ホール(東京都千代田区霞が関3丁目3番2号 新霞が関ビル)
- 参加費:無料
- 対象:子ども・若者の居場所を運営、または関心のあるNPO職員、子ども・若者に関する支援を行う行政職員・関係者、企業の社会貢献担当者、子ども・若者の支援に関心がある財団関係者
- 詳細・申込:公式ページ
第一部 NPOの現場からの報告
第一部では、日本NPOセンターの上田英司事務局次長による「不登校・ひきこもり支援にかかわる団体の活動実態調査」報告が行われます。続いて、子どもや若者の居場所を運営する団体から、具体的な取り組みが発表されます。
発表団体は以下の通りです。
- 一般社団法人カザグルマ(千葉県)
- 特定非営利活動法人Since(滋賀県)
- 一般社団法人officeひと房の葡萄(兵庫県)
それぞれが地域に根ざして行っている活動を共有することで、現場での課題や工夫が浮き彫りになります。コメンテーターとして、上智大学教授の新藤こずえ氏が議論を深め、進行は日本NPOセンター常務理事の田尻佳史氏が務めます。
第二部 企業・行政の支援と連携の可能性
第二部では、企業や行政による支援事例が紹介されます。登壇するのは以下の方々です。
- 大西修平氏(武田薬品工業株式会社)
- 大山宏氏(こども家庭庁 成育環境課 居場所づくり推進官)
さらに「NPO・企業・行政の連携の“あり方”と“これから”」をテーマにしたパネルディスカッションが行われます。パネリストには、大山宏氏に加え、村木厚子氏(I&Others代表理事/全国社会福祉協議会会長)、大島誠氏(大島グループ代表/日本NPOセンター代表理事)が登壇。進行は東洋大学の林大介准教授が務め、三者の視点から協働の可能性や課題について議論します。
第三部 交流とネットワーキングの時間
第三部では、参加者同士が交流できるネットワーキングタイムが設けられています。ブースセッションでは、子ども・若者の居場所を運営するNPOや関連ネットワーク団体が参加し、情報交換や新たな協力関係を築く機会となります。
まとめ
「居場所」は単なる空間ではなく、子どもや若者が安心して自己を表現し、社会とのつながりを感じられる大切な場です。本フォーラムは、NPO・企業・行政がそれぞれの役割を持ち寄り、共に支える仕組みを考える貴重な場となります。
今後もこうした協力関係が広がることで、全国各地でより持続可能な居場所づくりが推進されることが期待されます。
団体概要 特定非営利活動法人 日本NPOセンター
特定非営利活動法人 日本NPOセンター
所在地:〒100-0004東京都千代田区大手町2-2-1 新大手町ビル245
URL:https://www.jnpoc.ne.jp/


