大阪初の常設LGBTQセンター「プライドセンター大阪」、4/1(金)にオープン

大阪初の常設LGBTQセンター「プライドセンター大阪」、4/1(金)にオープンNPO・NGOのプレスリリース

関連記事
NPO(非営利団体)とは?意味やボランティアとの違い、NPOの種類や数などわかりやすく解説

提供:PR TIMES

「私たちはここにいる」と街に向けて発信し、イベントや相談の拠点に

「LGBTQ等の性的マイノリティとその家族、アライの尊厳と権利を守り、誰ひとり取り残さない社会の実現をめざす」ことをミッションにしている認定NPO法人虹色ダイバーシティ(所在地:大阪市北区、理事長:村木真紀)は、2022年4月1日(金)より大阪市北区に大阪で初めての常設のLGBTQセンター「プライドセンター大阪」を開設します。LGBTQセンターとは、性的マイノリティやその周囲の人の居場所や相談先、性的マイノリティに関する情報発信などを行う拠点のことです。

  • 名称:プライドセンター大阪
  • 住所:〒530-0043 大阪府大阪市北区天満2-1-6天満橋MSビル 7F
  • 最寄駅:Osaka Metro谷町線、京阪本線「天満橋駅」より徒歩5分
  • 開館日時:月曜、木曜、金曜、土曜 15:00~20:00(祝日・臨時休館日を除く)
  • TEL:06-7507-2777(開館時間のみ)
  • メール:staff@pridecenter.jp
  • WEBサイト:https://www.pridecenter.jp/

*来館予約は不要。感染症対策のため、多くの人が集まった場合は、利用時間を制限することがあります

■プライドセンター大阪の設備について
LGBTQの権利擁護や活動の象徴には、世界的に6色の虹が使われています。プライドセンター大阪でも、入口に虹色の通路を設け、窓に虹の旗を掲げています。虹の映像を川に向けて投影できるプロジェクターも設置されており、夜の時間帯に、街に向けてLGBTQの存在を可視化したり、当事者の方に向けて「安心できる場所がここにある」とアピールしたりする役割を担っています。
センター内には、川と公園に面した明るいオープンスペース、LGBTQに関する書籍や絵本を集めたミニ図書館、対面相談等ができる相談室があります。男女共用トイレや無料Wi-Fiも設置し、LGBTQだけでなく、その周囲の人、LGBTQに関して学びたい人など、誰でも無料で利用することができます。

■プライドセンター大阪のミッション
“Remedy for all”

みんなが自分でいられる場所、必要な時に助けを求められる場所をつくり、それをまち全体に広げます。
(Remedy=救済、治療、解決策)

  • パンデミックで傷ついたLGBTQの心身の健康、社会的な健康の回復を支援します
  • LGBTQがまちの中で共に生きていることを可視化します
  • LGBTQも使える社会資源を増やすことで、自分やひとや社会を信頼して、ありのままで安心して生きていけるまちをつくります

プライドセンター大阪のロゴは、大阪府の木である「イチョウ」の葉と、対岸の川の駅にある「常夜燈」がモチーフ。メインカラーには「オレンジ」を使っていますが、オレンジはLGBTQへの支援を表すレインボーフラッグの色の中で「癒し(ヒーリング)」の意味があります。

■LGBTQとは
レズビアン(Lesbian)、ゲイ(Gay)、バイセクシュアル(Bisexual)、トランスジェンダー(Transgender)、クィア(Queer、非典型的な性のあり方すべてを指す)あるいはクエスチョニング(Questioning、特定のあり方に決めない、というあり方)の頭文字で、性的マイノリティの総称として使われている言葉です。

■プライドセンター大阪設立の背景
LGBTQは、人口の3%〜8%を占めると言われています。しかし、日本国内においては法整備の遅れなどの理由から、社会的にカミングアウトしている人は少ない状況です。LGBTQは家庭、学校、職場、地域に「いる」ことさえ見えにくく、孤独・孤立をはじめとする様々なストレスが、LGBTQの心身の健康や社会的な健康に影を落としており、うつや自死による社会的損失は年間1,988億円~5,521億円(*1)と言われています。
LGBTQが存在することを前提とされていない社会の中では、いじめやハラスメントなど、学校や職場からの排除もあり、当事者の低収入や貧困の問題にもつながっています(*2)が、行政や学校、企業の取り組みはまだ足りていません。そこに新型コロナウイルスの感染拡大が直撃し、元々メンタルヘルスの状況が悪く、非正規雇用の方も多いLGBTQ当事者は大きな打撃を受けました。LGBTQに寄り添い、その回復を支援する場が必要とされていたのです。
当事者支援や情報発信の拠点として、東京には2020年から「プライドハウス東京レガシー」という総合LGBTセンターがありますが、地方にはこうした施設はありませんでした。
「プライドセンター大阪」は、パンデミックで傷ついたLGBTQの心身の健康、社会的な健康の回復を支援することをミッションに掲げて設立されました。いくつかの非営利団体で協力して運営し、大阪だけでなく、今後、地方でLGBTQに関するセンターを運営する際のモデルになるよう、情報共有に努めていきたいと思います。

(*1) 2019「性的マイノリティの自殺・うつによる社会的損失の試算と非当事者との収入格差に関するサーベイ」
(*2) 2021「職場のLGBT白書」認定NPO法人虹色ダイバーシティ

■プライドセンター大阪の運営体制
運営団体:認定NPO法人 虹色ダイバーシティ
オープンスペース、相談事業運営:NPO法人 QWRC (Queer & Women’s Resource Center)
協力団体:特定非営利活動法人カラフルブランケッツ、コミュニティセンターdista、Tsunagaryオフィス合同会社
運営サポート:虹色PRパートナー(株式会社プラップジャパン)、office musubime
協賛:ソニーグループ株式会社、野村ホールディングス株式会社、パナソニック ホールディングス株式会社、株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループ、積水ハウス株式会社、三洋化成工業株式会社、株式会社ホンダ四輪販売関西(2022年4月1日時点)
後援:アイルランド大使館、在大阪・神戸米国総領事館、オーストリア大使館、オランダ王国大使館、カナダ大使館、デンマーク大使館、ノルウェー大使館、メキシコ大使館(50音順)

■企業との協働
企業の従業員ボランティアの皆さまに、センターの設立をサポートいただきました。積水ハウス株式会社の方が設計を担い、三菱UFJフィナンシャル・グループの方に図書館に置く書籍の選定を手伝っていただきました。プラップジャパンの方には広報面で相談に乗っていただいております。今後もイベント等でLGBTQ施策に取り組む企業との協働を行っていく予定です。