ボランティアに関する本〜コーディネーターおすすめ5冊!

ボランティアに関する本 NPO本・映画

ボランティアについて知りたい・学ぶたい人におすすめの本をご紹介します。
ボランティアコーディネーターでもあるスタッフが実際に読んできた本なので、ボランティアについて調べている人、始めたい人、ボランティアコーディネーターに関心ある人など、ぜひ参考にしてみてください。

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ボランティアコーディネーション力 第2版: 市民の社会参加を支えるチカラ

まず最初にご紹介するのが、「ボランティアコーディネーション力」という本です。検定のテキストではありますが、検定を受けない人にとってもボランティアについて体系的にまとまっていてわかりやすいのでおすすめです。

一章では、ボランティア活動の基礎知識から、考え方、歴史などが網羅されているので、ここを読むだけでもボランティアが何か、漠然としたものがくっきりするようになるでしょう。

早瀬 昇 (著), 筒井 のり子 (著), 日本ボランティアコーディネーター協会 (編集)
出版社 ‏ : ‎ 中央法規出版; 第2版
発売日 ‏ : ‎ 2017/4/13
単行本 ‏ : ‎ 195ページ

増補改訂版 日本ボランティア・NPO・市民活動年表

「日本ボランティア・NPO・市民活動年表」は、大阪ボランティア協会の早瀬昇さんをはじめ、山岡義典さんなど、NPOの歴史を作り上げてきた方々が制作に携わられている点が特長です。内容も単なる年表ではなく、今にもつながっているその時々の社会問題やそれに対するボランティア・市民活動の取り組みを正確に知ることができます。

先に紹介したボランティアコーディネーションを基礎として、もっと深く知りたい方には、「日本ボランティア・NPO・市民活動年表」をおすすめします。

石田 易司 (著, 編集), 岡本 仁宏 (著, 編集), 永岡 正己 (著, 編集), 早瀬 昇 (著, 編集), 牧口 明 (著, 編集), 牧里 毎治 (著, 編集), 目加田 説子 (著, 編集), 山岡 義典 (著, 編集), 大阪ボランティア協会ボランタリズム研究所 (監修)
出版社 ‏ : ‎ 明石書店
発売日 ‏ : ‎ 2022/4/24
単行本(ソフトカバー) ‏ : ‎ 1104ページ

「参加の力」が創る共生社会:市民の共感・主体性をどう醸成するか

「参加の力」が創る共生社会:市民の共感・主体性をどう醸成するか。この本も大阪ボランティア協会の早瀬昇さんの著書となります。
ボランティア活動ってなんだろうと思った時に、ボランティアとはこういうものであると教えてくれます。しかも、「ボランティアはネコである!?」とか「ボランティアは恋愛に似ている!?」とか、とっつきやすく書かれているので、読みやすい一冊です。

早瀬 昇 (著)
出版社 ‏ : ‎ ミネルヴァ書房
発売日 ‏ : ‎ 2018/5/23
単行本 ‏ : ‎ 256ページ

あそびの生まれる場所—「お客様時代」の公共マネジメント

西川さんは、特定非営利活動法人ハンズオン埼玉の理事、「おとうさんのヤキイモタイム」キャンペーンなどでまちづくり、コミュニティ作りで有名な方です。「ボランティア」という枠に捉われずに、人が地域、コミュニティに参加するというのはどういうことか。そのためにはどんなことが必要なのか。
「あそび」という言葉をカギとして、ボランティアや市民活動を考えるための示唆を与えてくれます。

ボランティア学・ボランティア論などで頭が固くなってきた方に、おすすめしたい一冊です。

西川正 (著)
出版社 ‏ : ‎ ころから株式会社
発売日 ‏ : ‎ 2017/3/29
単行本(ソフトカバー) ‏ : ‎ 304ページ

プロボノ―新しい社会貢献新しい働き方

専門性を持ったボランティア活動を意味する「プロボノ」という言葉も定着してきたのではないでしょうか。著書である嵯峨 生馬さんは、プロボノを提供するサービスグラントの代表理事です。サービスグラントのウェブサイトによれば、プロボノ経験者は5300人ほど。まだまだ多くありません。

プロボノという言葉は聞いたことはあるけれど、興味はあってもわからない、という方はぜひこの本をお読みください。プロボノの魅力が一冊読むとわかってくると思います。プロボノがどんどん増えていくことで、NPOの活動も活発になっていくことを願います。

嵯峨 生馬 (著)
出版社 ‏ : ‎ 勁草書房
発売日 ‏ : ‎ 2011/4/20

ボランティアジャンル別の本の紹介

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子ども食堂ボランティアに関する本