紙やバイオプラへの代替「脱プラ対策」に待った!環境NGOが指摘

環境・農業

紙やバイオプラスチックを使用したストローを扱う企業が増えている。脱プラの波が広がる中、代わりの素材に置き換えることで環境に配慮する動きだ。だが、国際環境NGOグリーンピース・ジャパンは「別の素材に代替しても、影響が海洋汚染から森や農地の持続可能でない使用へと、問題が置き換えられる」と指摘する。

プラスチック問題は2016年のダボス会議で「2050年までに海洋中のプラスチック量が魚の量を超える」という試算が報告されて以降、世界中で脱プラに進み始めた。プラスチックが「悪」として魔女狩りのような動きも増えている。だが、プラスチックさえ使わなければいいということではない。

グリーンピースが指摘するのは「使い捨て製品や容器包装の過剰消費が引き起こす問題」だ。「多くの経済主体がいまだに推し進める使い捨て文化から体系的に脱却することが求められている」

根本的なことに対処せずに、だいたい製品に移行する問題点も取り上げる。例えばに代替する問題。紙を素材とする製品や容器包装の使用量は増加し続け、森林資源には大きな負荷がかかっている。木材パルプの生産量は1961年と比べて世界全体で約3倍になり、2016年には年間1憶7200万トンになった。

バイオプラスチックの問題も説明する。「石油由来の素材と同様に汚染を引き起こす可能性がある」。2018年には世界のバイオプラ生産量のうち4分の3以上がアジアで生産され、土壌の劣化や自然生息地の減少、水質悪化、汚染の進行、土地紛争などの影響が生じている。だいたい素材として、バイオマスの需要が増えることで、森林や農地の資源をめぐる競争が激化しないように予防策を取り入れる必要もある。

グリーンピースはプラスチック問題への対処には「リデュース」が重要だという。使い捨てプラ製品や容器包装の生産量を大幅に削減すること。それから、商品やサービスの提供方法に変革を起こすことだ。

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