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新たな収入モデルになるかーNPOがエンジェル投資家から1000万の寄付

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対価を得ることが難しいNPOの事業にとって、寄付集めはいつまで経ってもなくならない課題だ。高校生の教育支援をする認定NPO法人D×Pは8月、エンジェル投資家であるリブセンス共同創業者の桂大介氏から1000万円の寄付を受けたという。

NPOかエンジェル投資家から寄付を受ける事例はあまり聞かない事例だ。だが、今後NPOにとってエンジェル投資家からの寄付は重要なメニューの一つとなるだろう。

NPOは社会課題に取り組み、社会を変える存在である。こうした認識が広まってきた一方で、頼りない側面も拭いきれない。

理由の一つが、お金だろう。社会にとって大きな価値を提供していても、収入源は助成金や委託事業に頼らざるを得ないNPOもまだまだ多い。安定しない雇用、本来のミッションとは違う事業、モチベーションの低下など、組織の課題につながってしまう。第三者がみたときの信頼性の低下にも関連する。

だが、D×Pのように社会課題の解決に取り組み世の中に新たな価値を提供していることを示すことで、まとまった寄付を得る手段は増えてきている。代表例がクラウドファンディングだ。

自分たちの団体がどれだけ社会に価値あることをしているかを伝えられたら、個人からの寄付を得られる。

大企業からの寄付や助成金ではなく、行政からの資金でもなく、エンジェル投資家など個人からの寄付をいかに増やせるかで、NPOの未来は変わってくるのではないだろうか。

D×Pは約6000万円の収入の内、8割以上が寄付。寄付に特化することで、通信制や定時制高校の高校生たちのサポート、高校生コワーキングスペースの運営を行うことができるという。

NPOは資金を得るために、自分たちの活動が社会に必要だから制度化を訴えて、お金をつけてもらうという伝統的手法があった。だがこれからは、自分や自分の団体の社会的価値を発信して、個人から寄付を集めるというスタイルへ転換する時期にきているだろう。

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