大学ボランティアセンターとは「ボランティアに参加し広い世界を経験」

大学でボランティアセンター増加中記事

学生とNPOをつなぐためのボランティアセンターを設立する大学が増加している。ボランティアをしたいけど、どこで、誰に聞けばいいのか分からない。就職で悩んだら就職センター、留学に行きたかったら留学センターに行けばいいが、これまではボランティア相談の窓口はほとんどなかった。

しかし、課題先進国と呼ばれる日本で、ボランティアニーズが高まり、NPOもなんと5万法人数を越える時代となってきたことで大学ボランティアセンターを立ち上げる大学が増えてきているのだ。特に東日本大震災以降に設立した大学も多い。
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全国に160以上の大学ボランティアセンター

各大学で名称は異なるが、全国で161のボランティアセンターがある。ボランティア専門家(ボランティアコーディネーター)を常駐させているところもあれば、学生がすべて運営している大学もあり、形はさまざまだ。
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ボランティアセンターの役割は、主には、ボランティアに行きたいという学生の相談にのり、地域やNPOなどのボランティア活動を紹介する。また、大学内で、ボランティア説明会や活動報告会、NPOスタッフの講座などを開き、学生へボランティアやNPOについて知ってもらう機会を提供している。ほかにも東北へボランティアツアーを企画したり、サークル活動をサポートしたり、大学ごとに色合いは違い様々な取り組みが行われている。

学生時代に学業以外でやっておきたいことはたくさんある。アルバイトやサークル活動、長期旅行、最近ではインターンもある。時間を有意義に使うことで、たくさんの経験ができるのが大学生のいいところだ。ボランティアもその一つの選択肢となってきている。

大学でボランティアに参加して経験できること

ボランティア経験者は、普段知り合えないような人と出会えることが楽しいと言う人がほとんどだ。他大学の学生、ボランティアにはまる高校生、仕事の合間にリフレッシュで来る社会人、海外を行き来するNGOスタッフなど、多様で面白い人と出会えるチャンスがある。時間を有効に使える学生時代だからこそ、ボランティアに参加し、広い世界を経験すると面白い学生生活を送れるだろう。

そのためにも、大学ボランティアセンターでボランティアコーディネーターにどんなボランティアがあるか相談してみると良いだろう。もし、自分の大学にボランティアセンターがないのであれば、設立を訴えてみてもいいかもしれない。

また、高校生やご両親も大学選びに、ボランティアセンターがあるかどうかを選択肢に加えてみるのはどうだろうか。NPO法人ユースビジョンが運営している大学ボランティアセンター情報ウェブというサイトで、大学ボランティアセンター一覧を掲載しているので参考にしてほしい。