国際ボランティアはアジアだけでなく、ヨーロッパでもできる!(あの国マガジン)

2014/10/09 NPO・CSR ライター 辻陽一郎


国際ボランティアというと、アジアやアフリカなど経済的に豊かでない国を思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。実際に検索で「国際ボランティア」を調べると、上位に出てくる会社では「カンボジアで家を建てよう」や「インドの施設でボランティア」などアジアのプログラムがほとんどです。けれども、アジアでボランティアが盛んになりはじめたのは、カンボジア内戦があった1980年頃(初の日本のNGOが誕生したのもこの頃)。実はヨーロッパではもっと昔からボランティア活動は行われていて、国際ボランティアの国際機関もフランスにあります。

●International Volunteer Serviceのはじまりはヨーロッパ

ヨーロッパで国際ボランティアが盛んになりはじめたのは、1918年以降。第一次世界大戦の終戦後です。ボランティア活動の目的は戦争で荒れてしまった土地を復興させるというだけでなく、二度とこのような悲惨な戦争を起こさないようにという平和運動としての意味合いも強かったです。1920年に初めて、戦争で戦ったフランスやドイツ、スイスなどの若者たちが集まり合宿をしながら復興に尽力するプログラムが開かれました。

そして、国境を越えてボランティア活動を行う「国際ボランティア」ムーブメントを世界中に広めようと、国連・UNESCOによって、Coordinating Committee for International Voluntary Service(CCIVS)という組織も結成されました。現在もフランス・パリの国連本部の中に事務局があります。

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2014/10/09