【NPOのお金】民間の基金や財団からの「助成金」とは

2015/10/28 NPO・CSR ライター 辻陽一郎


NPOの事業では、対象からお金をもらうことが難しい場合が多く、事業を開始し、運営するためには資金調達が欠かせない。その方法の一つに助成金がある。一年中、様々な財団や基金から助成金の公募が行われている。NPOは助成金を受けられれば、必要資金をまかなうことができ課題解決に取り組むことができる。

12月現在でも募集している助成金は複数ある。例えば、荒れた里山を整備して、保全していく活動を始めるという団体ならば、環境系の助成団体が向いている。独立行政法人環境再生保全機構の地球環境基金助成金が助成規模では、対象となる分野を次のように指定している。「民間の非営利団体(NGO・NPO)が行う環境保全活動(地球温暖化防止、生物多様性の保全、循環型社会の形成などの幅広い分野)」。

また、数年前と比べたら減ってきてはいるが、東日本大震災の復興支援団体への助成金もある。特定非営利活動法人日本NPOセンターの『しんきんの絆』復興応援プロジェクトでは、岩手県・宮城県・福島県での、日常生活の再建などに対して助成を行っている。

上記2例は、12月現在応募可能な助成金で、他にも三菱財団や赤い羽共同募金などの公募が行われている。助成金の情報は、東京ボランティア市民活動センターやCANPANのウェブサイトにまとめられている。NPOはさまざまな助成金のなかから、自らの事業と対象事業をチェックして、マッチするものを選び申請を行うのだ。

ただし、申請のための書類作成には時間がかかる上に、申請しても受精を受けられないことも多々ある。助成金に期待しすぎることはリスクもあるのだ。そのため、NPOでは寄付金や会費、自主事業の収入など様々なバリエーションの資金源を組み合わせて、安定した運営に繋げている。


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2015/10/28