南スーダン独立6年も内戦続く、見えない希望

2017/07/10 NPO・CSR ライター 辻陽一郎

sudan

Image credit:Arsenie Coseac


アフリカの南スーダンが独立したのは2011年7月9日。6年が経つ今、最も新しく誕生した国では、終わりの見えない政府軍と反政府軍の内戦が続いている。

武力衝突を繰り返し、犠牲となる人が増え続け、子どもたちは将来の希望が見えない状況にある。食料不足も深刻で、2月には飢饉が宣告される地域も出た。現在も、国民の半数にあたる約600万人が深刻な食糧不足に直面している。

ユニセフ・南スーダン事務所代表マヒンボ・ムドエさんは「南スーダンの何百万人もの子どもたちは、想像を絶する苦難を強いられ、教育、栄養、保健および人権が妨げられています」という。

将来を担う子どもたちの70%以上が、教育を受けていない。3分の1の学校は、武装グループに攻撃された。ユニセフによれば戦闘などによって、2000人以上の子どもたちが死傷したという。

日本のNGOでは日本国際ボランティアセンター(JVC)が唯一、現地に入り活動する。避難民キャンプで食料支援などを行っている。JVC駐在員のブログでは、「避難民の生活を支えるとともに、将来を担う子どもたちが学校に復帰できるよう、現地の人々と協力して取り組んでいく」と今後の展望を記している。

今後も、さらなる世界中からの人道支援が求められている。「人道支援活動従事者には完全かつ安全なアクセス(移動の自由)が必要だ」とマヒンボ・ムドエさんは述べた。

JVC現地ブログ from スーダン
http://www.ngo-jvc.net/jp/projects/sudan-diary/


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2017/07/10